こんにちは、ヤムです。
今回は私の使用している漫画の道具の紹介第二弾です。
前回はトレス台、ペンタブ、インク、ホワイトというラインナップでお届けしました。
今日は一点集中型!コピックマルチライナーのご紹介と比較です。興味のある方はお付き合いください^^
それではスタート!
Contents
COPIC MULTI LINERとは
コピックマルチライナーはミリペン王道中の王道ですね。
私は主に漫画の枠線を引いたり、書き文字をなぞったり、イラストを描く主線引きに使ってます。
学生時代の教材で使い出して以来ずっと愛用しているので、少なくともこの十数年姿も変わらず販売され続けているロングセラー商品です。
耐水性の顔料インクを使用していて、イラスト、漫画、ペン画以外に模型のスミ入れにもお勧めだそう。
Blackカラーは0.03, 0.05, 0.1, 0.3, 0.8, 1.0mmとバリエーション豊富なサイズが用意されています。
また最近はBM, BS,といったブラシ型になったものや、 セピア, ピンクのようにカラー違いも9色販売されていて人気があります。
※ブラック以外のカラーは0.5mmまでの販売です。
カラーイラストをCOPIC sketch(ciao)を使って描くなら
なぜに私がこれを使い続けているかというと、コピックを出している.TOOマーカーズさんが「コピックスケッチににじまない」と堂々とおっしゃっているから!(笑)
手描きの作品をコピックスケッチ、もしくはコピックチャオで着色する場合、主線とコピックの相性が悪かったり(ボールペンとか最悪)紙との相性が悪いと黒がぶわっと溶け出してカラーインクに滲んでしまうんですよね。Σ(・□・;)
そんな悲しすぎるアクシデントを極力避けたいので、堂々と「COPIC PROOF」耐コピック!と表示されている同会社のミリペンを使うことにしてるんです。
他社ミリペンや墨汁も滲まなかったり、コピーとったものに着色すればにじまなかったりと方法はいくらでもあるんですが、私の場合コピーとったものじゃ作品として不可な場合が多いのと、同社製品のライン使いに勝るものなしかなとの考えでそうしてます。
マルチライナー使っても滲むことはありますが、その原因はほぼ乾燥不足によるものなので、しっかり乾かしまくってから塗れば大概の場合は事故を防げます。
ちなみに私の中のもう一つポイントがあって、どんなペンを使うときにも言えるのですが、コピックスケッチのカラーインクには主線を”溶かしやすいカラー”と”溶かしにくいカラー”が存在します。
一概には言えませんが、ビビッド系など濃いカラーのほうが主線を溶かしやすいです。(あくまで私の使用感ですが^^;)
ただ薄い色は薄い色で(特に青とか緑系)インクがシャバシャバして広がりやすいので、やっぱりどちらを使うにしてもそれぞれに注意は必要です。
ペンとしての性能
枠を引いたりする時のミリペンとしての性能はなんというか、とても標準的です(笑)
個人的には極細より中〜太いものの方が使いやすいと感じています。
- 0.03〜0.05mm→くらいまでの太さ→途中からかすれることが多い。ペン先が乾燥しやすいので中身がなくなる前にダメになることがある。あんまり使ってない(笑)
- 0.1〜0.3mm→ペン先の乾燥でダメになることもほぼなく安定している、イラストや背景によく使っている。
- 0.5〜1.0mm→漫画枠線、書き文字で使うことが多い。使い込むとペン先が柔らかくなって、ちょっと太くなるけどラインは引きやすい。
- BM, BS→これは興味で買ったけど使う場面なかった…(笑)穂先がバサバサしてるので細かい場所に使えない。筆ペンかコピックの黒でいい。
って感じですかね。
総じて言える良いところとしては、コピックで着色することを考慮してか、マルチライナーたちは速乾性に優れています。
なので先述したようにペン先が少し乾きやすいんですが、そのぶん乾いてない部分をこすってしまった!といったアクシデントが少ないです。
道具って使い分けが大事
え、そんなにマルチライナー使いやすくなさそうに聞こえるけどって?そんなことないですよ!0.1〜1.0mmは優秀です。(`・ヘ・´)キリッ!
ただそうですね、確かに0.03, 0.05mmに関してはおそらくピグマペンの愛用者の方が多いと思います。私の手元にも0.05mmのPILOTドローイングペンが…∑(゚Д゚)!
その辺は潔く割り切ってうまく使い分けましょう!!(笑)
私はあまりコロコロ道具を変えない方なので、何年も同じものを使い続けることが多いのですが、何かがきっかけで違うものを使ったらそっちの方が断然よくて今までの苦労は一体何だった!となってしまうことがよくあります。
特に道具を変えることに抵抗がない方は、いいと思った道具は潔くそっちに変えていった方が絶対効率いいです。私みたいにめんどくさがると後悔します^^;
比較してみよう!
では色々語ってきましたが、コピックマルチライナー各種を比較してみましたのでごらんください。
ちょっと写真が暗くなっちゃいましたが…^^;
各サイズのラインと、コピックBG10, R59を上から引いてみた様子プラスおまけです。
用紙は一般的なコピー用紙で、ラインの上にコピックを重ねるまでの乾燥時間は1分程度です。
どっちのカラーも滲まず綺麗に引けてますね。
0.05mmのパイロットドローイングペンと、マルチライナーを比較するとやっぱりドローイングペンのほうがラインの太さが安定していて綺麗なので、細かいサイズはやはりそっちに軍配が上がりますかね…。
BSとBMに関しては正直これじゃなくて筆ペンでいいです(笑)
セピアとブラックもまた雰囲気が違って面白いですね!一気に女子力が上がる感じがします。実際イラストを描く女の子たちの間では、セピアやピンクが人気みたいです。
ボールペンは滲むの有名すぎて誰も使わないと思うんですけどね、こうなります。
おまけ、Seriaのペンたてが優秀
参考になりましたでしょうか?
さて、最後におまけなんですが、みなさんペンたてどんなの使ってますか?
私は今まで使っていないマグカップにさしたりと、わざわざペンたてを用意したことがなかったんですが、あるYoutuberさんの動画を見たときに紹介されてたペンたてにビビッときて(古い)マグカップを卒業したんです。
そしたらこれが思ってた以上に使いやすかったので、ご紹介します。
そのペンたてがこちら!
名前はすみません、わかりません^^;そしてなぜこんなに0.3mmが大量にあるのかもわかりません(笑)
縦置きでも、この写真のように寝かせて置いても使えて、ペンの差込口が斜めになっているので角度がついてるので、ちょっと離れた場所に置いてても一発でどのサイズがどこにあるのかが把握できる優れものなんです。
写真は二つ並べた状態になっていますが、販売は一つづつです。
このペンたてに変えてから、机上のミリペンコーナーがかなりスッキリとして、出し入れも快適になってめちゃくちゃ気に入ってます。
ミリペンがわちゃわちゃと増えて困っていて、セリアが近くにある人は是非取り入れてみてください、おすすめです。
では、今日はこの辺で。
また他のペンについても紹介ブログ書きますね!