第5回 漫画の道具紹介【ホワイトの徹底比較!】

こんにちは、ヤムです。

今日も無国籍チャンネルにお越しいただきありがとうございます\(^o^)/

今日は以前投稿していたこちらの記事の

こんにちは、ヤムです。   私は漫画を読むのも描くのもどちらも好きです。 お見せできるような内容でも…

最後に書いているホワイトについて、もう少し詳しく比較画像を加えつつレビューするので是非参考になさってください。

ではスタート!

今回比較するホワイトは4種類

今回レビューするのは

  • ライオン事務器 ミスノン W-20(速乾性)
  • Dr.Ph.Martins PEN-WHITE
  • 開明 白墨液
  • Uni-ball Signo Angelic Colour

この4種類です。ユニボールのSignoだけペンタイプで、あとは液体状になっています。

それぞれの仕様を紹介

ミスノン W-20 20ml


ホワイトといえばミスノン!というくらい王道中の王道ですね。

漫画用というよりは、昔ながらの修正液といった印象のパッケージデザインです。

蓋をあけると、マニキュアのように刷毛がついていて直接塗って使えます。筆を使う方もいらっしゃいますが、ちゃんと手入れしておかないと穂先がガピガピになるので注意が必要^^;

固くなってきたら水や、専用の薄め液でのばして使うこともできます。

速乾性なので乾きが早くて使い易い反面、長時間蓋を開けっぱなしにしているとガッチガチになって使い物にならなくなるので気を付けましょう。

PEN-WHITE  25ml


ちょっと高級品のこのホワイト。ミスノンが400円弱なのに対して1300円くらいします。

カリグラフィやイラストの着色でよく使うカラーインクで有名なマーチン製ですが、こちらはインクと違って濃度があります。

蓋部分がスポイド状になっているので、少量取ってペン先に直接垂らしこむことができ、そのまま描写できるので細かい部分の修正や加筆用で使っている人が多いのではないでしょうか。

白の発色の良さに定評があります。

白墨液 70ml


つけペンのインクとして使っている人も多い開明墨汁を出している、開明の商品です。黒板に書いても濡らしてふき取ると消えるので漫画用以外で使っている人の方が多いかもしれません。

濃度は一番さらっとしていて水分量が多く、つけペンに直接とって使用できます。

書いた瞬間はうっすらと半透明ですが、乾くと白の発色が良くなります。

ただ水分量が多いからか、すこし紙がふやけて引っかかりやすくなるので、筆圧の高い人には向いていないかも。

大容量で400円弱と懐に優しいです(笑)

Signo Angelic Colour


ユニボールの出しているボールペン型のホワイトです。

ホワイトと表現するのが正しいのかも良くわかりませんが^^;

ミルキーペンといえば伝わるでしょうか。それとも世代がバレるだけでしょうか(笑)

これは他の三点とは違って、気軽に文字を書く感覚で使えるので、書き文字や細かい修正にあると便利な一本です。

ただ下の色と混ざり易いのと、つけペンほどはペン先が細くないので油断せずに?使った方がいいです。

実際に消してみよう

では実際にこれらのホワイトを使っていきます。

相性が色々とあるので

  • 墨ベタの上
  • 油性ペンの線
  • 水性ペンの線
  • 染料インク(コピック)の線

を消して比較してみます。

左から、ミスノン・PEN-WHITE・白墨液・Signoの順番です。

ちなみにミスノンのラインにある黒の四角は無視してください^^;

間違えてしまったのですが、修正ペンで消すとややこしいなと思い塗りつぶしました…(;o;)

これ見る限り、ぶっちぎりでPEN-WHITEの圧勝ですね(笑)どれも滲んでないとか奇跡!

ミスノンは水に溶けないインクに対してはやはり素晴らしいものがあります。一回塗っただけで全く下地の黒を感じさせないところはさすがとしか言いようがありません。

染料に対しては、後からじわじわと色が滲んできたので、一度しっかり乾かした上に重ね塗りしたら大丈夫かなという印象でした。

ただ厚塗りになっちゃうので別の問題が発生しますが^^;

そしてやはり白墨液は水分が多いのでめっちゃ滲みました。

私の扱い問題もあるでしょうが、加筆はいいとして修正として使うのは避けた方が無難ですね。

Signoはミスノンと似たような反応だったのですが、ボールペンなので筆圧による描き筋ができてしまうのが気になりました。またその書き筋で下の溶け出した色が他と混ざり易い。

やはり細かい点を消したり、ちょっとした文字を書くのに使うのが良さそうです。

総括

今回私の手持ちのホワイトで検証した結果。

Dr.Ph.MartinsPEN-WHITEが優勝です!!おめでとうございます(勝負だったっけ?)

ただ高級品でそんなにガバガバ使うのは気がひけるし、ミスノンさんのポテンシャルも素晴らしいので。

ミスノン(広い修正用)×PEN-WHITE(細かい修正と加筆用)という二刀流が最強という答えで終了したいと思います\(^o^)/

ただ白墨液も墨ベタの上だと滲まず発色よかったり、ペン型の魅力も捨てきれないので実際はうまく使い分けするのが正解なんでしょうけどね。

ただPEN-WHITEが予想以上にオールマイティーだったのにはびっくりした検証でしたΣ(・□・;)

それではまた次回の記事でお会いしましょう!

ヤムでした。

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