こんにちは、ヤムです\(^o^)/
今日も無国籍チャンネルにお越しいただきありがとうございます。
さて、今日は吉田ルートで富士山に日帰りで登るお話です。
夏は超満員の山小屋
7月になれば富士登山のシーズン到来!山開きが行われ、1年を通して最も賑わいます。
ただ賑わうといっても、登山ブームと世界遺産認定の合わせ技で信じられないほど大量の人が押し寄せた数年前とは違い、今は少し落ち着きを取り戻しつつはありますが^^;
それでも毎年富士登山をしたい人は後を絶たず、山小屋はどこもフル稼働!ピークになれば収容120%越えなんて話もよく聞きます。
山小屋泊の予定かつ、お盆にしか休みが取れない。なんて人は早めに予約しないと埋まってしまうかもしれないので急ぎましょう。
富士登山ツアーの大手サンシャインツアーのリンク貼っときますね。
ここからだと各ルートにある山小屋の空室状況が確認&予約できます。便利\(^o^)/
※2017/07/06現在山小屋のみ予約プランの八合目の小屋はほとんど埋まってましたΣ(・□・;)7合目はまだいくつか空いてたので急いだほうがいいかも。
※宿泊ツアープランでは八合目に泊まれるプランまだ残ってました。
日帰りならそんな心配は不要
もしご来光にそんなに執着心がなかったり、何度か登ったことがあるのであれば、そんな山小屋の予約の心配が必要ない「日帰り富士登山」はいかがですか?
私は実際日帰りで吉田ルートから富士登山をしましたが、なかなか満足できましたよ。
富士登山日帰りのメリット
- 山小屋予約の必要がない
- ご来光渋滞に巻き込まれない
- 道が比較的空いている
- 明るい間に昇り降りするので終始景色が楽しめる
- 一番寒い時間は避けられる
- 予算が抑えられる
富士登山日帰りのデメリット
- 体力が必要
- 休憩は自分次第になる
- 時間調節が必要
- ご来光が見られない
- お鉢巡りは時間的に厳しい人が多い
- 下山後の帰りがちょっとしんどい
デメリット(注意事項)については後でもう少し詳しく説明します。
スケジュール
日帰り富士山になると、ご来光とは全く違う時間帯に行動することになります。
ここで私が富士登山をした時のスケジュールを例に説明します。
前日夜中 大阪発 富士山ツアー用深夜バス
↓
当日 07:30ごろバスで五合目到着 お弁当を受け取り、すぐ登山開始
↓
山頂 確か13:30ごろ お鉢巡りなし 天候が荒れていたのですぐ下山
↓
下山 17:00ごろ 五合目到着 登山時間計 9時間強
↓
19:30 帰りのツアーバスが五合目まで迎えに ふもとの温泉で入浴&食事
↓
夜22:00ごろ 現地出発
↓
翌日 早朝 大阪着
といった流れでした。
登山開始してしばらく経つと、ご来光を見た後に下山を始めた人たちとすれ違い始めます。
三者三様で、元気満々な人もいれば疲れ果てている人もいたりと様々でした。
最初はひたすらこんな道、上の方に小さく小屋がみえます。
景色は綺麗でした
中盤あたりでは人もポツポツとしかおらず、かなり余裕で歩みを進めることができました。
私が行ったのは夏休み前だったこともあり、まだそこまで人が多くなかったのかもしれません。
頂上は天候が荒れていたので一瞬でスルー(笑)
この雲が襲ってきた(以降写真撮れず)
下山は途中で雨もましになり、砂地が続くので足への負担は少なく、ザクザクと一気に下れて楽チンでした。
ただ私は結構体力があって健脚なほうなので、女性や登山の経験が少ない方は少し時間がかかると予想してください。(+2時間ほど)
帰りのバスが迎えに来るまでは、五合目でお土産を買ったり、軽食を食べたりして過ごしました。
その後はお風呂に入って、バスでバタンキューZZzでした。
私が関西からだったので、バスの方が使い勝手良かったということもありツアーを利用しましたが、自家用車で乗り合わせてきて、これに近いスケジュールで日帰り富士登山を行なっている人もたくさんいました。
その場合下山したらすぐに帰れるので、無駄なまち時間はなくて済みますね。
また、電車で前乗りして当日富士山駅から出ているバスに乗ることも可能です。
日帰り登山の注意事項と山小屋泊がいい人
と、ここまで日帰り富士登山の説明をざっとしてきましたが、ここで日帰り富士登山に向いていない人と、注意事項の話をします。
山小屋泊がいい人
- とにかく体力に自信がない
- 子供連れ
- グループ全員が登山初めて
- 過去に高山病になった経験がある
とにかく体力がないと自負している人は、絶対日帰りで登らないでください^^;
登山は予想以上に体力を使う上、時間配分を間違えてしまうと迎えのバスや電車に間に合わず帰れないなんて事態に陥りかねません。
またお子さん連れも同様に、時間的に下山が真っ暗な夜になってしまう可能性が高いので避けた方が賢明です。
グループ全員登山が初めての場合、時間配分が難しくなるのでガイド付きのツアーを選んだ方がいいでしょう。
過去高山病になったことのある人は、一気に山を登ることになる日帰りでは高度順応がままならず再び高山病を発症してしまう可能性が高いので、ゆっくり時間をかけて登れるスケジュールを組んだ方が楽だと思います。
注意事項
- 無理して一気に登らない
- ちゃんと休憩、水分をとる
- 時間配分を考える
- 帰り運転があるなら必ず交代制か休みながら
日帰りだからと飛ばし気味で登ると、高山病のリスクが高まるので気をつけましょう。
時間配分を考えながらマイペースに登り、登頂が難しいと判断した場合は下山する勇気を持って挑んでください。
ガイドがいない場合は、休憩や水分補給全てが自分の判断に委ねられます。
トイレに行きたくなるからと水を飲まないなんて言語道断。日中を歩くことになる日帰り富士登山は予想以上に体力と水分を失います。こまめに体を気遣ってあげましょう。
体力も十分!いざ富士山へ!
大丈夫、体力もあるし、休憩もちゃんととります!
そんなあなたは日帰り富士登山でも大丈夫そうですね^^
ただ装備が不十分じゃ安心な登山とは言えません。道具はしっかり用意しましょう。
↑の記事にも書きましたが、レインウェアやザックは中途半端なもの揃えるくらいなら絶対レンタルの方が安心です。
興味のある方はサイトみてみてください^^
・富士山登山用品レンタルならそらのした
・やまどうぐレンタル屋富士登山道具レンタル
これに合わせて、タオルや水(1.5リットルほど)携行食(チョコやナッツ)は必ず持っていってくださいね。
登山中異常にお腹が空くので、しょっちゅう何か食べてました(笑)
その他
吉田ルートは一番簡単に登れるルートとして有名ですが、私が訪れた時は天候が荒れまくって視界3mもないんじゃないかなと思うくらい荒れてハードでした^^;
中には雨具をふもとのロッカーに入れてきて(朝は晴れていたから)頂上で雨でずぶ濡れになっている人もいたりと、山を甘く見ている人って結構いるなぁと感じました。
山の天気はほんとーに変わりやすいうえ、3000mを越えている富士山の頂上で何かが必要になったって、手に入るものは限られているし、下山するまでに頑張っても3時間はかかります。
備えあれば憂いなし、十分な準備をして、それらを使わなかったとしても「ラッキーだったね」と思えるような気持ちで挑んでください。
また、入山料は任意で1000円です。
払うかどうかは任意なので自由ですが、山のお手入れを誰かがしてくれているからこそいつでも気持ちよく登山ができるんだという意味で、払ってもいいんじゃないかなと個人的には思います。
エベレストなんて入山料250万もしますからねΣ(・□・;)それに比べれば可愛いもんです…(笑)
楽しんできてください!\(^o^)/
さて、いかがだったでしょうか。
やっぱり日帰り富士登山は低コストで、時間の効率がいいことが魅力ですよね。
注意点に気をつけて、楽しい夏の思い出を作ってきてください!
補足
ツアーバスで行く場合、行きはなんでもいいですが、帰りは3列シートを強くお勧めしますಠ_ಠ
帰りのバスに乗り込む時、ランクアップしといてよかった…と絶対なりますよ(笑)