こんにちは!今日も無国籍チャンネルへお越しいただきありがとうございます\(^o^)/
さて、発売日よりコツコツと進めてきたドラクエ11ですが、やっぱ面白いなーと案の定はまってます。
ストーリーもよく作られていて、なんかちょっと大人向け?!なんて内容も多いんですが、今日はその中でも話題の?「人魚ロミアとキナイ」の話をします。
このストーリーはソルティコの街で船を手に入れた後に起こるイベントですが、選択肢によってエンディングが大きく変わるという少し珍しいものになっているんです。
また話がちょっとややこしい^^;
なので物語をわかりやすいようにまとめてみました、早く物語のまとめを読みたい人は「人魚の物語の真実」の項目をごらんください。
※2018/08/09追記 キナイは誰の子供かについて詳しく知りたい方はこちらの記事に関係図付きで細かくまとめているのでどうぞ。
Contents
・流れ着いた白の入り江で人魚ロミアと出会う
主人公の船はソルティコの水門から大海へと出発するのですが、すぐに濃い霧に包まれてしまいます。
その霧から脱出しようと勢い良く船を走らせたどり着いた場所は「白の入り江」
そこはロミアという人魚が一人、また迎えに来ると言って出て行ったっきりの恋人キナイを待ち続けている場所でした。
ロミアは主人公たちに、いつまでたってもやって来ないキナイが、村でどうしているのか様子を見てきてくれとお願いします。
人魚と人間の恋なんて聞いたことがないと言いつつも、お人好しの主人公一同はそれを引き受け、「ナギムナー村」というキナイが暮らす村へと向かいます。
・ナギムナー村に伝わる人魚の呪いの物語
村へ到着した一同は、キナイを探してあちこち聞き回るうち、この村に伝わる人魚の物語を紙芝居で語るおばさんに遭遇します。
その紙芝居の内容はこうです。
昔村に住む腕のいい漁師がおり、村長は村の安泰と繁栄を願って一人娘を許婚にしました。
しかしとある日、漁師は大嵐に巻き込まれ海に投げ出されてしまいます。
深く海に沈みゆく中、死を覚悟した漁師の耳元で人魚の声が聞こえました。
生きたいなら魂おくれ、と。
幾日か経ったある日、死んだと思われていた漁師が村へとひょっこり帰ってきました。
村人も許婚も喜んだのは束の間
漁師は人が変わったように、ぼーっと1日海を眺めたり、許婚を捨て海に出ると暴れてみたり。
その様子に怒った村長は、人魚に魂を食われた漁師が再び海に出られないよう漁師の船を焼き払い、村の端にあるさみしいしじまヶ浜に閉じ込めてしまいます。
とここでストーリー的には物語が一旦中断され、主人公はクラーゴン退治へと駆り出されることに(笑)
今日は人魚の話なのでここは割愛。物語を続けます。
漁師はしじまヶ浜に閉じ込められて10年たちました。
かつての許婚であった村長の一人娘(ダナトラ)は別の男と結婚し、子供を授かります。
人魚の話も人々の記憶から消えようとしていたある日、漁に出ていた村の漁船が大嵐にあい、村長もダナトラの夫も死んでしまいます。
そしてその後ダナトラとその子供までもが行方不明に。
村人たちは再びこれは人魚の呪いだと噂し始め、問いただすため漁師を閉じ込めているしじまヶ浜へと向かいます。
するとそこにはなぜかずぶ濡れの赤ん坊を抱いた漁師の姿が。
不気味がった村人たちはその赤ん坊を人魚の子と恐れ、よりいっそう漁師を避けるようになりました。
・漁師=人魚ロミアが待つ人=おじいちゃん?!
実はこの村に住んでいるキナイは、人魚のロミアが待っているキナイではなく、キナイ・ユキという今いるキナイの祖父にあたる人物で、すでに死去していることが判明。
また、人魚の物語の紙芝居をしていたおばさんは、キナイ・ユキの娘であり、現在村に住んでいるキナイの母でした。
しかも紙芝居の内容は事実であり、自分や母親はそれによって苦しんできたと告げます。
主人公たちは真実にとまどいながらも、話を伝えるべくロミアのいる白の入り江へ戻ります。
・ここでストーリが分岐します
ロミアの元に戻った主人公は、真実を告げるか嘘をつくかの2択を迫られます。
真実とはキナイはすでに亡くなっているとありのままを伝えること。
嘘は元気に生きてると伝えることとなり、選択によってドラクエの本筋のストーリーには影響しませんが、このナギムナー村のイベントのエンディングは変わります。
真実を告げた場合、ロミアは「そんなの信じられない」と自分の目で真実を確かめるためナギムナー村へ向かいます。
村で孫のキナイと話し、キナイ・ユキが死んでしまったことを受け入れたロミア。
「人魚は500年生きる、人間の一生なんて一瞬であることを忘れていたわ」とつぶやき、足ヒレを2本の足へと変え歩いてキナイ・ユキの墓に向かい、口づけをします。
そして主人公とキナイに感謝を告げると「もし私が人間であれば、キナイとともに生きられたのかしら」と言いながら再び海へ。
一度ヒレを足に変えて陸へと上がったものは、海へ戻ると泡となって消えてしまうという人魚の掟があるので、ロミアは泡となって消えてしまいます。
悲しい(;o;)
嘘をついた場合は、村へは行かずロミアは白の入り江でずっと来るはずのないキナイをひとり待ち続けるというストーリーへ。
どっちも悲しいわ!(;o;)
・人魚の物語の真実
真実を告げた場合、ロミアが消えた後、キナイは祖父が閉じ込められていたしじまヶ浜の小屋にロミアの絵があったことを思い出します。
マルティナがその絵に隠されていた手紙を見つけたことで、すべての真実が明らかになりました。
村一番の漁師であったキナイ・ユキには村長の一人娘であるダナトラという許嫁がいました。
ある日大嵐にあったキナイ・ユキは人魚ロミアに助けられ一命を取り留めます。
看病してくれるうちに二人は恋仲となり、元気になったキナイ・ユキは再びこの場所へロミアを迎えに来ると約束して村へと戻ります。
しかし許婚もいるナギムナー村ではその事実は受け入れられず、キナイ・ユキは人魚に魂を食われたと村長の怒りを買ってしまい船を燃やされしじまヶ浜に閉じ込められることに。
そして10年後
許嫁であったダナトラは別の男と結婚して子供を授かっていました。
ある日村長とダナトラの夫が乗った漁船が嵐にあい、二人とも亡くなってしまうという事故が起こります。
悲しみにくれたダナトラは、子供を抱いてしじまヶ浜の崖の上へとやってきます。
生きる希望を失ってしまっていたダナトラに、いくらかつての許嫁キナイ・ユキが声をかけても全くそれは耳に届かず、子供を抱いたままダナトラはキナイ・ユキの目の前で海に飛び込んでしまいました。
2人を助けようとしたキナイ・ユキでしたが、助けられたのは赤ん坊だけ。
ふとロミアのことが頭をよぎりますが、自分だけが幸せになることなどできない、この子には俺が必要だと決心。
ロミアのことは愛しているものの、村に残って子供を育てることを選択したのでした。
いちいち悲しいな!(;o;)
しかも人魚の物語は再びこんな悲劇を繰り返すことのないよう、実はキナイ・ユキ本人が言い回った話でした。
ちなみにこの赤ん坊、見た目が男の子っぽいんで一瞬混乱しましたが、キナイの母親です。
ストーリー中盤で「お前の母親は人魚なのか」というベロニカの問いに対し、自分の母は人間で、海辺に捨てられていたところを祖父が引き取って育てたとキナイ自身が言ってました。
とすると、キナイ・ユキとキナイは血が繋がってないってことなんですよね。
キナイ・ユキが拾った血の繋がってない赤ん坊の子供がキナイってことになりますから。
(細かくいうと、ダナトラと知らない男性との間にできた子供が、その赤ん坊であり、キナイの母親)
でもキナイ・ユキとキナイの見た目はそっくり。不思議。
一切登場しない、キナイの父親は誰なんでしょうね。
好きになる人も祖父そっくり。
・ストーリーは元へ戻る
と、ここまでプレイすれば真実を告げるを選択した場合も、嘘をつくを選択した場合も同じ道へと戻ってきます。
次に目指すは海底都市!
レベル上げしなくっちゃー\(^o^)/
それではまた次回の記事でお逢いしましょう。
さよならー!