こんにちは、ヤムです。
なかなかひどいタイトルですね^^;
しかし看板に偽りなし。
タイトル通り私は人と比べて漫画描く才能がないと思い込んで悩みすぎるタイプの人間でした。
しかし今は、人は比べることやめると今までの何倍も努力できるようになると気付いたので、極力そんな思考にならないよう努力するように心がけてます。
今日は同じような悩みを持つ人へ、ぜひ比較をやめようぜ!というご提案です。
鶴さんのお悩み相談室
さて早速ですが今日の相談人は鯛さんです。人と自分の才能を比較してしまうということが悩みだそうですが、具体的にはどんな症状なのでしょうか?
考えられる原因
- 才能があるやつが勝者だと思ってる
- 自分の絵に自信がない
- 努力が報われないと思ってる
努力の言い訳
よく分からない展開に話が進んでしまいました(笑)
しかし通りすがりの亀さんのいうことはごもっともです。
- 才能があるやつが勝者だと思ってる→そう言い聞かせて練習サボってる
- 自分の絵に自信がない→練習サボって努力してないから自信持ちたくても裏付けがない
- 努力が報われないと思ってる→努力することは大変だからサボる言い訳
きついようですが、こんな感じで才能が無いとか、報われないとか簡単に口にする人は、うまいこと努力から逃げてサボってる場合がほとんどです。
もちろん綺麗事だけじゃ無理なこともあるので、努力が必ず報われると私は思いませんが、少なくとも才能の差を比較対象に簡単にあげて語る9割の人間は上記3項目が当てはまると私は考えてます。
ただそんな偉そうなことを言う私も「同じだけの練習量で同じ結果が得られない」といった、人との才能の差に固執してしまい、努力しなくなってた時期がありました。
なぜ頑張っているのに前に進まないのか。あいつやそいつは自分より少ない練習量でもあんなに前進しているのに、これだけやる意味はどこにあるのか。
そもそもどうせ追い抜けないんなら努力したって虚しいだけじゃないか。と比べて考えてたんですね。
ほんとこの考え方は厄介です。自分より少ない練習量で結果を出せる人は嫌になる程ザクザクいて、なんならいなくならないですから。
解決の糸口がつかめないまま描く事をやめる人も少なくないと思います。
ただ今私はそんな人たちを並べて自分と比較する行為はかなりナンセンスというか、非効率で、努力していない言い訳にすぎなかっただとわかりました。
人と自分の技術力の差を比較して嘆くことに時間を費やすのは無駄であり、目標にたどり着くのにかなり遠回りな行為だと気付いたんです。
なぜ遠回りなのかというと、人と比較する時間はネガティブな思いを自分に植え付け足止めする儀式みたいなものだからです。
自分はあいつらよりできないと、自分の指標で測って勝手に思い込む儀式。
それを行うためにいちいちそこで足を止めて、ペンを置いて、才能を測る自前の物差しを用意して、負けて、嘆いて、自信をなくすを繰り返すなんて、おかしな話です。
しかもそれを繰り返すうちにその儀式の心地が良くなってしまい、ずっとそれを隠れ蓑にもっと努力を行わなくなってしまうという悪循環が起こります。
自作の絶対に自分が負けるものさしで測って作った「一生追い抜けないライバル」を肴に、思い込みの儀式を延々行う時間があるくらいなら
下手くそでもいいから1日一枚でも絵を描くほうが、少なくとも昨日の自分よりも経験値が上がるぶん、プラスになるにきまってます。
また、比較し続けることは自分にできることすら見失わせます。いつのまにか今までできていたことすらできなくなる可能性のある行為を続けるのは、あまりいい選択ではないですよね。
ほな行くで、弟子よ!
試しにやって効果的だったこと
さて、抜け出すことが遠回りなのはよくわかりましたが、その対策はあるんでしょうか。
急に全部変えようと思ってもうまくいかないし、メンタル面から変えろとも思いません。難しいですからね。
なのでまず私がやって効果的だった簡単にできる具体的な案をご紹介します。
それはイラストや漫画に関係しそうなSNSをシャットダウンすること
pixivやインスタ等ですね。
人のイラストを参考にしたり刺激をもらうことは大切ですが、こういったSNSって無限にイラストが出てきますよね^^;
しかも投稿してるんだから、それなりの力作だったりするわけで。
サイト内をくるくるサーフィンしてるうちに、目につく上手い作品とばかり比較してしまい、気付けばかなりの時間を費やしてた…なんて人結構多いと思うんです。
上手い作品を見て「何くそ!」とバネにできれば一番いいですが、「それに比べて私は…」なんて思うくらいならいっそ見ずにその空いた時間を練習に当てる方がよっぽどいいです。
投稿を見るのではなく、する側に
また、人の投稿を見て自分の作品を自分で評価するのではなく、自分の作品を人に見てもらって評価をされる方がプラスの自信がつきやすいです。
SNSにしても、漫画投稿にしても、友達に見せるにしても、自分自身でつけた評価と世の中が思う評価のギャップは結構あるものです。
見せるということは勇気がいるかもしれませんが、いい反応が帰ってきた時にはやっぱり嬉しいし、描く原動力が生まれるものですよ。
まとめ
今日は偉そうな事ばかり書いてきましたが、私は基本コンプレックスの塊のようなタイプでなかなか自信を持つこともできず苦労してきました。
実際今だってそうなのですが^^;
そんな私が少しでも前に進めるようになったのは”とにかく”周りは無視して描き続ける”という強硬手段を使ったからだと思ってます(笑)
これが成功すれば、描き続けたことによる技術の向上と、絵をサボらずに描き続けることができたという精神的成長が手に入ります。
諦めずに頑張ってみてください。
絵や漫画を描くことがもっと楽しめるようになるはずです^^
ではまた次回!ヤムでした。