【初心者向き】長旅におけるバックパックの選び方を詳しく解説! 後編

こんにちは、ヤムです。

今日も前編に引き続き、バックパックの選び方後編をお届けします!

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その3、サイズ選び

なんだかんだ一番悩むポイントってやっぱりサイズですよね。

ここではサイズ別に選ぶポイントをお話ししていきます。

■10-20リットル

長旅の場合、メインのバックパックと、サブのバックパックの二個持ちで移動する場合が多いですが、この10-20リットルというサイズはサブバックにちょうどいいサイズ帯です。

長距離の移動中や目的の町について散策する時、場合によっては寝る時にまで肌身離さず持ち歩く貴重品入れですね。

基本背中側ではなく、常に目の届くおなか側に背負うことが多いので、あまり大きすぎると圧迫感がありしんどい思いをしなければなりません。最大でもパソコンが収納できるくらいの大きさのものがいいでしょう。

5-10リットルくらいのウエストポーチを斜めにかけて使ってる方も多いですね。

私の使用しているのはこのマムートのウエストポーチ。これなんと一部防水なんです。なので電子機器や地図なんかが守れちゃう優れもの。しかもペットボトルホルダーまでついてます。

■30-40リットル

少しサイズが飛んで30リットル台。

このサイズは初めてバックパックを買う人たちの中で一番多く選ばれているのではないでしょうか。

登山だと山小屋泊で1-2泊用ですが、バックパッカーだともっと伸びて1週間-1ヶ月くらいの旅で使いやすいサイズ

期間の幅は、旅行中洗濯をするかどうかがポイントですかね。

例えば洗濯を一度もせずに1週間旅をするなら30リットルでもパンパンになるし、洗濯をこまめにして、お土産をあまり買わないのであれば正直2ヶ月でも大丈夫です。

ただしドライヤーはマスト!など形が変わらないようなものを持って行くのであれば、少し大きめを選んでおいた方が安心ですね。

また、このサイズ帯の一番いいところ!

それは何と言っても機内持ち込みができる点!これはかなり嬉しいポイントです。

※航空会社によって規定が違うこともあるので事前に必ずサイズが大丈夫かは調べてください。

機内持ち込みができればLCCの預け料はかからないし、ロストバゲージの心配もない、現地について荷物を待つ時間も短縮できるといいことだらけです。これは魅力!

少ない容量であれば、少ない容量なりのパッキングが身につきます。私はいつも身軽でいたいので、わざと小さめのサイズのバックパックを選びその中でやりくりを行えるように考えて荷造りします。なのでこのサイズが一番よく使っていますね。

■45-55リットル

このサイズのバックパックは2ヶ月-半年くらいでしょうか。使おうと思えば1週間くらいの短めの旅でも使えるので”大は小を兼ねる”的な考え方でいくとかなり使い勝手のいい大きさだと言えます。

ただ大きめのバックパックを持つと、余裕がある分なぜか無駄な荷物を入れてしまうという謎の法則があるのでパッキングは慎重に行いましょう(笑)

初めての旅は入門編で短めだけど、いずれもっと長く旅がしてみたいと考えている方にもおすすめです。

女性はこの辺りのサイズくらいまでであれば、バックパックいっぱいに詰めても重量が15キロ未満に収まる場合が多いので移動が重すぎて困ることも少ないでしょう。

私の使用しているモデルは55+15リットルの縦走用です。使いやすくて良かったのですが、今は探しても売られていないことが多いみたいで残念

■55-80リットル

このサイズを買おうとしているあなたは、きっと年単位の長旅を考えているんじゃないでしょうか。一応55-80と書きましたが、90や100リットルなんかも同じで、ここまでくると”プチ引越し”です。生活するのに必要な最低限が詰められるサイズなので、1年でも2年でもいけてしまいます。

55リットルと80リットルは大きく差があるように感じますが、実際売られている55リットルのバックパックの多くは55+15リットルのように、+○○リットルがついていて、必要に応じて容量を増やせるような構造になっています。

※ほんとに55リットルのものもあるので注意してください。

この場合実質量は70リットルになるので、サブバックと合わせて85リットル前後の荷物を持ち運ぶことができるようになるのです。

ここまで大きくなると、暑い国や寒い国のどちらにも対応できるだけの衣服も入りますし、長旅には必須の調味料も持ち運んだりする余裕が生まれます。

ただ80リットルオーバーはけっこう重いです。場合によっては20キロ以上になる荷物を担いでの移動となると正直女性はかなりきついと思うので、一度重りを詰めて背負ってみて、歩けるのを確認してからの購入をお勧めします。

■おまけ、担ぎ方ポイント

バックパックは必ず腰に重さが乗るように背負いましょう。

腰ベルトを腰骨に引っ掛けるような感覚で背負うのが正解です。

また中身があまり詰まっていないより詰まっている方が荷物が安定して長時間背負いやすいです。

また重たいものは背中側の少し上のあたりに配置することで、下に引っ張られる感覚が軽減され楽になります。

その4、付属品どこまで??

さて、ながながと説明してきましたが、いよいよ最後の項目です。最後は付属品の話ですね。

■ポケット

登山用のバックパックは意外とジャンルが多く、クライミング向けにできているものは外側にポケットが付いていないものも少なくありません。ただ旅用ではポケットが欲しいところです。なので縦走用のバックパックを選びましょう。縦走用であればポケットが付いていたり、2基室構造になっていてバックパック内をふた部屋に分けて使うことができるようになっていたりと便利なことが多いです。

■レインカバー

ランドセルにかけるような、バックパックを覆ってしまう雨よけカバーです。最初からバックパックに付属している場合もあれば、自分で別に用意しなければならない場合もありますが、これはあった方がいいので是非用意してください。レインカバーは雨の時だけじゃなくても基本付けっ放しでおっけーです。雨よけはもちろんのこと、汚れ防止にもなるし、外から開けられなくなるので防犯対策にもなります。

私はマムートのバックパックですが、ずっとモンベルのレインカバーを愛用しています。ガバッとかけるだけではなく、内側にホックがついていて固定できるものの方が風で飛ばされず安心です。サイズが合えばどこのをつかっても大丈夫です(笑)

■パックセーフ

バックパック用鎖帷子です(笑)これは必要か否か意見が別れることが多いです。メリットは捕る気が失せる、これに尽きます。鎖かたびらを纏ったバックパックより無防備なバックパックの方が捕るの楽ですからね。

また、荷物をどこかに預ける場合中身が抜かれることは阻止できます。(網が大きいのでそれより小さいものは抜けますが…。)

デメリットは、重い(500g以上ある)、貴重品が入ってそうに見える、実際狙われるのはサブバックという現実。ですかね^^;

パックセーフは金属の網なのでそれなりの重量があります、また使っていない人の方が圧倒的に多いので、なんとなく守られている分そこに貴重品が入ってそうな雰囲気になります。そしてなにより、メインのバックパックを取られるってあまり聞かないです。泥棒はサブバックに貴重品が入ってることをよく知っているので、基本はそっちが狙われます。少しでも安心を増やしたい人向きのものですかね。

▪️カラビナ

一つか二つつけてると、意外なところで役に立つのでお勧め。ビーサンなんかもまとめてぶら下げられます。イミテーションではなく、本物のカラビナがいいですよ。


長々と前後編にてバックパック選びのポイントをお伝えしてまいりました。

少しでもこれから旅に出る人たちの参考になれば幸いです。

また旅に役立ちそうな情報をお届けできたらと考えているのでよろしくお願いします。

ではまた^ ^

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