ベースレイヤー買い替え時はいつ? 選び方も 登山道具の寿命を考えよう!【元山用品店スタッフのうんちくvol.7】

登山好き、ハイキング好きの皆さんこんにちは!\(^o^)/

今日はイマイチよくわからない「山用品の寿命」についてのお話です。

第一弾はベースレイヤーについて!

快適な登山をするにあたって最も大切と言っても過言ではないベースレイヤーの買い替えどきとは一体いつなのでしょうか?

スポンサーリンク




ベースレイヤー(インナー・アンダー)の買い替えどき

ベースレイヤー、又の名をインナー、アンダー、肌着などなど。

その名の通り、肌に直に触れる山の重ね着のベースとなるアイテムです。

役割は何と言っても汗を素早く吸い上げて乾かす、吸汗速乾!

汗冷えやベタつきによる不快感を抑えてくれる、縁の下の力持ちさんです。

そんなベースレイヤーですが、性能が落ちた状態のまま使い続けている人が結構多い。

あなたのベース、こんなことになってませんか?

  1. 光にすかした時、生地の薄くなった場所がある
  2. 着用中生乾きっぽい臭いになる
  3. 内側に凹凸のあるものは、それがフラットになってきた

これらは全て黄色信号!買い替えどきのお知らせです。

ちなみに破れたなど超ダメージは黄色通り越して赤信号なので省きます。

なぜ黄色信号なの?

ケースその1 生地が薄くなっている

化学繊維系のアンダーはそうでもありませんが、ウール製のアンダーは摩擦による消耗が激しいので、気づかないうちに生地が薄くなってきている場合があります。

特に肘や膝に加え、バックパックのベルトが擦れる腰や肩回り、背中の上部などは要注意!!

自分では見えにくい場所なので気付きにくいですが、意外とすり減ってます。

ウール製アンダーの良さは、吸汗速乾性だけではなく、天然のクーラーとも呼ばれる調湿性と適度な保温力にもあります。

生地が薄いとその本来の力が十分発揮されず、汗冷えの原因に繋がってしまうので、「なんだか透けてる…」と感じたら、ちょっとくらいセクシーでもいっか!と思わず早めに新調しましょう。

ケースその2 洗ったのに生乾き

ウール製品は抗菌作用があり臭いの元が繁殖しづらい傾向にありますが、化学繊維は性質上(ざっくり言うと臭いの元がくっつきやすい)抗菌加工が落ちた後はまぁまぁ臭うようになります(・_・;

とはいえ臭いだけで買い換えるのは…なんとかならんのか!って感じですよね。

つけおき洗いしたり、抗菌加工プラス系の洗剤で一応ちょっとマシになります。

が、経験上それにも限界が… (--;

頑張って洗ったのに「あれ?生乾き?」と思ったら、どれだけ見た目が綺麗でも化学繊維系のアンダーの宿命だと思って買い替えたほうが無難です(涙)

ケースその3 凸凹がなくなった

内側に凹凸加工がなされていて、肌に張り付かず汗の吸い上げを高めているタイプのアンダーは、使い込むと凹凸がへたれてくる場合があります(ウェアによって全然へたり方が違うので要チェック)

フラットになってしまうと汗の吸い上げが著しく低下し、黄色信号というより寿命なので、汗冷えのリスク回避のためにも買い替えがオススメです。

アンダー買い替えワンポイント

こりゃ黄色信号だ!

アンダーを買い替えなければ。

でもどんなものがいいのか皆目見当がつかねぇぜという方必見!

自分に合ったものを選ぶポイントとなる特徴をいくつかご紹介します。

ポイント1
最近はウールと化学繊維の混合素材でできたアンダーが多く出ています。
ウールの消耗のしやすさを化学繊維が助け、化学繊維の臭いやすさをウールが助けるというナイスなハイブリッド素材!試してみる価値大有りです。

大抵はこんな感じでポリエステルが多めに配合されています。

化学繊維だけだと肌が乾燥しやすいという方にもオススメです。

例、ファイントラックのメリノスピン

ポイント2
汗のベタつきが特に気になるという方は、汗の吸い上げがパワフルな内側凹凸タイプのアンダーがオススメです。
汗の量がマジヤバいんです!という方はちょっと凸凹してるだけじゃ効果をあまり感じられないかもしれないので、しっかり凸凹があるタイプのものを選んでみるといいかもしれません。

こんな感じで内側をグリッド状(ワッフルともよく表現される)にすることで表面積を増やし、汗の吸い上げ量を多くしています。また肌への接地面が少なく空気の層もできるので。ベタつきや冷えを抑える効果も期待できます。

例、マウンテンハードウェアのエステロロングスリーブ 

ちょっとしっかり凸凹が分かるタイプの例が思いつかず申し訳ないのですが、裏地がほどよくワッフルになってます。

ポイント3
とにかく涼しい素材がいい!そんな方は場所によって生地が切り替えられたタイプがオススメ。脇の下や背中など熱がこもりやすい部分にメッシュ素材が使われていたりと、快適に過ごすための工夫が散りばめられています。夏山で重宝すること間違いなし!

例、マムート メンヒアドバンスハーフジップ

ベースは山用品の中でも一二を争う消耗品!

山用品は丈夫なものも多いですが、ベースレイヤーは山用品の中でも一二を争う消耗品。

なんとなく軽視してしまいがちなアイテムですが、低体温症を防いでくれたり、蒸れを軽減して肌荒れを抑えてくれたりとその役割はとても重要!

ちょっとしたささくれは普通に縫って直してもらってOKですが、ひどい破れや上記のようなことが起こった場合は買い替えを検討してみてくださいね。

それではまた次回まで!

今日も最後までありがとうございました\(^o^)/

あわせてどうぞ