みなさまこんにちは\(^o^)/
今日は私がかれこれ3年ほど愛用中の寝具についてのお話です。
その名も「イタリアンフトンⅡ」名前だけ聞くとちょっとふざけてますよね(笑)
マニフレックスというイタリアのマットレスメーカーが作っている布団なのでこんな名前がついてるんです。
私は腰痛持ちなので布団やマットレスの硬さには結構こだわる方なのですが、果たしてイタリア生まれのこの布団が私に満足のいく寝心地を提供できたのか?!
そのレビューを写真付きでお届けしますのでぜひお付き合いください^^
Contents
マニフレックス (magniflex) とは
まずちょろっとマニフレックスという会社について。
magniflex
創業:1962年(日本での展開は1993年)
設立者:ジュリアーノ・マニ氏
設立国:イタリア
公式HP(日本用):about us
イタリアで50年以上の歴史をもつマニフレックスは、元ロードレーサーであるジュリアーノ・マニ氏によって創業され、常に人間の健康を追求し続けた独創的な製品を生み出している会社です。
世界最大規模の寝具メーカーであり、いまや90カ国以上で愛されています。
年間に作り上げるマットレスの数はなんと400万本!しかもその全てがイタリアで一貫生産されています。すげーΣ(・□・;)
その世界を虜にしたマットレスに使われている「エリオセル」と呼ばれる独自開発した次世代高反発ウレタンフォームは、適度な弾力性とムレにくさを兼ね備えており、おまけに環境にも優しいんだそうです。
日本でも多くのスポーツ選手がマニフレックスの製品を愛用してるそうで、ホームページにも使用選手のコメントコーナーが作られています。
イタリアンフトンⅡの保証期間は3年間
マニフレックスの製品は保証がついているものが多く、私の使っている「イタリアンフトンⅡ」も3年間の製品保証がついていました(長いものは15年保証とかついてる)
その保証とはマットレスの凹みに対してだそうで、破損や汚れは対象外となります。
しかし凹みに対して最大15年の保証とは強気ですね!
俺は絶対へコマねぇぜ!というマットレスの意気込みを感じます(なんじゃそりゃ)
保証を受ける際には保証書が必要になるので、最大15年間大事においておきましょう^^;
3年間使った感想!
なぜ私がイタリアンフトンⅡのレビューを書こうかと思ったかというと、試用期間がちょうど保証期間いっぱいになったからです。
これだけ使えばいいところも悪いところも見えてくるだろうということで、率直な感想をお伝えします。
項目は以下の通りです。
- 高反発っぷり
- 寝心地
- ヘタリ具合
- 腰痛には
- その他ありそうな疑問について
その1、高反発っぷりは?
高反発っぷりってなんやねんって感じですね(笑)
マニフレックスの弾力がどれくらいかというと、体操で使うマットのようなイメージです(床運動用のではなく、バク転の練習とかに使うような分厚いタイプのマット)
手を置くくらいでは沈み込んだりはせず、ぐっと力を入れれば跳ね返してはくるものの抑えられないほどではない。
低反発のように沈み込んだあとゆっくり戻ってくることはなく、「ボインッ!ボインッ!」と弾むような弾力がある。そんな感じです。
寝転んでも頭やお尻の部分が特に深く沈んでいるなーといったような感覚はなく、かといってせんべい布団のように、固すぎて床の上に布一枚な感じがあるわけでもなく(笑)体の重みを適度に押し返してくれます。
公式サイトの発表では厚みは7cmだそうですが、体感でいうともっと肉厚なのかと思ってました。
その2、寝心地は?
購入を検討されている方にとって、一番気になるのが寝心地ですよね。
私的イタリアンフトンⅡの寝心地ですが…
なんと100点満点です!!!
えー!うそでしょ、この人めっちゃ適当に評価してるんじゃね?マニフレックスに金もらってるんじゃね?Σ(・□・;)
とか思われたってかまわない(そしてもらっていない。笑)
それくらいドンピシャだったんです。
私はもともと腰痛持ちで、体に合わない布団やマットレスで寝ると次の日確実に痛みが出てきます。
旅行先のホテルが柔らかすぎるマットレスだった日には、しゅん…。
しかし柔らかすぎるのがダメだからといって、固けりゃいいってもんでもなく、固すぎると今度は逆に沈み込みが少なすぎて首から肩にかけての凝りが酷くなり辛い。
なんというわがままボディ。
しかしイタリアンフトンⅡの弾力はまさに理想的。
これぞ固すぎず、柔らかすぎず!
先述した高反発っぷりで寝転び沈んだ体を適度に押し返してくれるのですが、その力がなんとも程よい。
まっすぐ立っている時の自然な姿勢のまま横になり、でも力だけは完全にぬけている。そんな状態になります。
しかもその力の抜け方がすごく均等で、どこかが楽でどこかがちょっと無理してる。そんな抜け方ではなく、体の重みや疲れまでもがフトン全体にうまく分散してくれる、そんな寝心地なんです。
固めの布団やマットレスにありがちな、押し返しすぎて頭と腰で背中を支えているようなツッパリ感もないし
寝ている自分が布団に合わせて体勢を整えるのではなく、フトンが私に合わせて寝るのに自然な態勢を整えてくれるといったイメージです。
弾力があるので寝返りも打ちやすいし、その弾力も年中同じ固さ、同じ寝心地です。
低反発のように温度による硬さの変化はほとんどありません(というか感じていない)
とはいえ弾力ばかりが魅力かといえばそうではなく
3層でできているイタリアンフトンの、一番体に近い部分にはエリオセルソフトと呼ばれる柔らかい綿のような素材が使われており、キルティング加工されているので肌あたりは固くなく、むしろふんわりしています。
この表面の柔らかさがフトン感を演出していて、マットレスとはまたちょっとだけ違う、日本人ゴコロをくすぐるなんともいえない気持ち良さを生み出しているんです。
キルティングの外側部分はネットに入れてドライクリーニングでき、清潔さを保てます。
真ん中にある黄色いのが芯材が3年使われた後のエリオセル。
ほんと最高の寝心地\(^o^)/ずっとゴロゴロしてたい(笑)
その3、ヘタリ具合
寝心地の次に気になるのが、消耗具合ですよね。
なんとなくこれまでに載せた写真で想像ついてらっしゃる方もいるかもしれませんが
そうなんです、3年間使ったけど全然へたってないんです!
3年中2年はホテル生活でしたとか、そんなのないですよ(笑)ちゃんと毎日8時間近くこの上で爆睡してた結果です。
強いて言うなら、なんとなく真ん中より端の方が厚みはある気はしますが、その程度です。
これで保証しろって言ったら怒られますね^^;
キルティングは寝返りを打ちまくった結果ちょっと毛玉ができてしまってます。
これは私の寝相にも問題があるのか、同時期に買った同居人のほう(緑)にはあまり毛玉ができていませんでした。不思議です。
ポツポツとできるだけなので、たまーに気が向いた時にとる程度で基本放置してます(笑)
しかしこの一番体に近いキルティング部分まで潰れずフッカフカのままとかすごい、やっぱ強気には訳があった。
いつダメになるか見当がつきませんが、ダメになったらまた絶対買います。
その4、腰痛には?
専門家ではないので確実なことはいえませんが、私はこのフトンが原因で腰痛を発症したり、悪化させたりはしていないです。
むしろ以前より状態は良好で、この記事を書きながら年に何度か歩くのが億劫になる程腰が痛くなっていたのが最近無いことに気づきましたΣ(・□・;)鈍感!
日頃の姿勢を気をつけるなど、この3年で腰痛に対して心がけたことは他にもあるので100%このおかげだ!とは言えませんが
- 疲れが取れないまま朝起き上がった時の腰が固まったようなあのミシミシ感
- マットレスが深く沈みすぎるせいで、折れ曲がったままになったあの腰の痛み
- 固すぎる布団で腰が変に浮いてしまい、だるくなるあの重い感じ
これらの「あの◯◯」から私が解放されたのはこのイタリアンフトンⅡのおかげだと感じています。
もし上記のような症状で悩んでいて、布団を探しているなら一度試すのはアリかもしれません。
その5、その他ありそうな疑問Q&A
Q. 押入れにしまえる?
A.うちはイタリアンフトン×2+掛け布団を一般的なサイズの押入れにしまってます。
イタリアンフトンⅡのいいところの一つに、普通の布団のように折りたためるということがあります。
こんな感じでコンパクトになり、重さも布団とあまり変わらないので、普段の生活に取り入れやすいですよ。
Q.汗かきだけどカビは大丈夫?
A.私冬でも汗かきですが大丈夫です。
ウレタン系は天日干しができないので、どうしてもマットレスにはカビ問題がついて回りますよね。エリオセル自体は通気性のいい素材みたいで、特にムレ感による不快さは感じたことはないです。
私はよく汗をかいたなと感じた時は、布団を部屋の中で立てて完全に乾かしてから押入れにしまうようにしています。(押入れにすのこも引いてます)
カビは保存環境によって大きく左右されると思うので、気になる人はこまめに風通しをすることをお勧めします。
Q.専用のシーツって必要?
A.あってもなくても。
私は普通のシングル布団用シーツと、専用のフィットシーツどちらも使っているのですが、普通のものでも全然問題ありません。使ってください。
ちなみに専用のフィットシーツは肌触りが良くて気持ちいいので、ちょっと高いけど丈夫だし(3年併用で全然問題なし)オススメです。
表面がパイル状になっているので、夏は汗を吸ってさらっと、冬は適度に空気を含んで冷えないという心地よさ。
めっちゃいいです。すりすりしてたい柔らかタオル感。
しかも被せるだけの簡単ゴム仕様
ただこのシーツ注意点があって、パッケージ開けたてはかなり糸くずが出てきました。(2分の2の確率)
製品に問題はなかったのでいいんですが、部屋が糸くずだらけになるので初めは
気をつけて開封→要洗濯です。
ちなみに1度洗えばそれ以上糸くずが出てくることはなかったです^^
Q.色ってどっちがいい?
A.シーツの柄に影響が出るのが嫌なら緑を
2色展開のイタリアンフトンⅡですが、特に色によって差はないので好きな方を選んでください。
ただ青は結構色が濃いので、淡い色や薄手のシーツをかけた時に結構透けて見えます。
その感じが気になる方は、緑を選んだ方が影響が少なくていいですよ。
緑
青
Q.ベットの上に敷く用なの?
A.畳の上に直接敷いてつかってます。
ベットの上に重ねて使ってもいいみたいですが、私は布団のように畳の上に直接置いて使ってます。
しっかりとした厚みがあるので痛くもないし、底冷えを感じることもありません。
フローリングで使ったことはないのでわかりませんが、厚みは十分ではないでしょうか。
直接見てみたい人はショールームへ
私はAmazon内にあるマニフレックスの店でフトンを通販購入しましたが、直接見てみたい!という人はショールームやマニランド(取り扱い認定店)へ行ってみると詳しい話も聞けていいですよ。
公式サイトに全国一覧が載っているので参考になさってください。
マニフレックス公式サイト:SHOPS(取り扱い店一覧)
体にあった布団で快適な睡眠を!
布団やマットレスと一口に言っても、その好みや合う合わないは人によって千差万別。
人生の3分の1の時間を布団の上で過ごすんだから、ぴったりな1枚を見つけたいですよね。
この記事があなたの布団選びの役に少しでも立つこと願ってます^^
それではまた次回まで!無国籍チャンネルでした。