名曲!(Please) forgive の歌詞を自分なりに考えたら予想外の答えになった。BUMP OF CHICKEN

今日はアルバム「RAY」に入っている曲から

(please)forgiveの歌詞について考えていこうかなと思います。

なんとなく好み分かれる曲なのかな?という気もするのですが、私はこの曲の優しいメロディと強い歌詞のコントラストが大好きなんです。

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歌詞じっくり見たら解釈が変わった

はじめてこの曲を聴いた時は「ふわっとした優しいメロディの曲だなー」くらいの感想で、そこまで気に留めていなかったのですが、アルバムを何度も聴くうちになにか心に引っかかる部分を感じ、気づけばかなりお気に入りの曲となっていました。

しっかり歌詞を熟読していなかった時は「BFLYのような、内に秘めたものがあるけどごまかしながら生きてる人の心の叫びの唄なんだな」という解釈をしていたのですが。

なんども読み進める内に、自分の中で妙にバチっ!と当てはまるシチュエーションが決まってしまい、そこから他の考えが浮かばなくなってしまいまったんです^^;

登場人物2人に誰を当てはめる?

この曲の歌詞中に出てくる登場人物は2人。

あなたと私です。

はじめはこの2人を

自由なはずの自分と、縛られている自分と捉えていました。

しかしふと、

私=親 あなた=子

というふうに当てはめた時、妙にしっくりきてしまったんです。

今までバンプの曲の中で親と子で考える歌詞が少なかったのであまりそういう発想が頭になかったのですが(R.I.Pや魔法のレシピくらい?)

そう考えると、そこから頭が離れなくて(笑)

私の歌詞解釈

では前置きが長くなりましたが、解釈部分スタートです^^

※今回思いっきり私の主観の入った解釈になりますが、そんな意見もあるんだなーと思ってお付き合いください^^;

黄色の部分は私目線

グレーの部分はあなた目線という意味です

(please) forgive

作詞曲:Motoo Fujiwara アルバム:RAY収録

あなたを乗せた飛行機が あなたの行きたい場所まで

どうかあまり揺れないで 無事に着きますように

あなた=子とすると、今は私目線かなという推測ができますよね。
私=親が、行き先はわかりませんが、あなたが行きたい場所までの無事を願うシーンからのスタートです。
ちなみに私は、この「あなたを乗せた〜」から始まる部分の歌詞のみ”私目線”で進んでいるのではないかと思ってます。

最近は別に元気じゃない それが平常で不満もない

生活に変化は求めない 現実とマンガは重ねない

この部分からは”あなた”目線で話を考えます。

あなたは、変化も、漫画なような夢物語も求めてはいけないという日々を過ごしていますが、どこか無理して抑えているから、元気ではない状態です。
ただそれが平常であり、そうでないといけないと考えているようです。

いつまで続けるの 終わりがあるものなの

頭はずっと忙しく

あなたがそんな変化を避ける生き方になっている原因は一体なんなのか。
そしてその原因に、終着地点はあるのでしょうか。頭でなんとか理解しようとしている様子が伺えます。

心はずっと もうずっと

絶え間無く叫んで 私を叫んで

たとえ耳を塞いでも 聴こえてしまうんだ

ただ怖いだけなんだ 不自由じゃなくなるのが

守られていたことを 思い知らされるのが

ここは「絶え間無く叫んで、私を叫んで」があなたの中で耳を塞いでも聴こえ続けるから、心も頭もずっと”変化を避ける原因”を受け入れようとしている”状態があるのではないかと解釈しました。

その「絶え間無く叫んで、私を叫んで」とは親の理想であり、子供にこうあってほしいという思いです。

あなたはその親の思いを断ち切って、変化するべきかどうかを葛藤している。

しかしあなたも、気持ちに応えてあげたい優しさと、今のまま変化を求めなければ不自由ではあるけど守ってくれる人がいるという現実があるからこそ、なかなか決断できないのかなと考えました。

自分で選んできたのに 選ばされたと思いたい

一歩も動いちゃいないのに ここがどこかさえ怪しい

いつだって最終的な判断をしてきたのは自分とわかってはいるのに、今の自分の状況は自分以外の意思によって、選ばされてきたと責任転嫁して逃げたい場面です。

あなたを乗せた飛行機が 私の行けない場所まで

せめて空は泣かないで 優しく晴れますように

私はあなたの行き先まで一緒に行くことはできないとここで明かされます。
出発してしまえば私にできることはなく、穏やかにたどり着けるよう願うだけのシーンですね。

どこまでごまかすの 誰に許されたいの

頭はきっと嘘をつく

タイトルのforgiveは、許すという意味です。
ここで登場するが親のことだったとして、許されたいから自分をごまかして、変化を求めないことが平常だと嘘をつくあなたがいる。
じゃあその許されたいことってなんでしょうか。

心はきっと もっとずっと

遠くを見ていて 近くに見ていて

閉じた瞼の裏側に 映してしまうんだ

まだ憧れちゃうんだ 自由と戦う日々を

性懲りもなく何度も 描いてしまうんだ

不自由じゃなくなることが怖いと1番で語っているように、今は不自由なんだという認識であなたはいます。
だから心は何にも繋がれることのない自由さと、その現実の中で試行錯誤しながらも進んで行く日々に憧れて、それを何度も思い描いてしまう。
そして先ほどの「許されたいこと」ということは、この自由と戦う日々のことなのかなと思いました。
ただ私があなたに求めている理想=平常とは大きくかけ離れているので、こんな日々を求めることは許してもらえないであろうという(予想)状態に甘んじ不自由さに身を置いている。
「自分で選んできたのに選ばされたと思いたい」と気づいているけど現実逃避してるのではと考えます。

求めない 重ねない 望まない 筈がない

生きているから 生きているなら

私にもあなたにも、親にも子にも、友人にも恋人にも言えることですが。
相手に何か求めたり、重ねたり、望んだりすることは当たり前で、全く何も思わないということは、その相手に無関心であるということです。
一緒に生きているなら、そんなはずないですよね。
時にそれがプレッシャーや期待に感じることもあるでしょうが、それは生きている以上、誰かと関わって行く以上一生ついて回ることなんです。

残酷な程自由だ 逃げようのない事実なんだ

震える手でその足で 全てを決めるんだ

絶え間無く叫んで あなたを見ていて

それを続けた心で あなたは選んだんだ

いよいよ核心に迫ってきました。
ついに全てが自由だったという事実にあなたは気づきます。
親の理想はいつだって断ち切れたし、もしかしたら都合のいい言い訳をするための幻だったかもしれないです。
なぜなら私はあなたを送り出して、無事まで祈ってくれています。そして自分の現実を何かのせいにするのではなく、全ては自分の意志のもとにあるという事実と向き合う勇気をあなたは手に入れました。
ではその勇気をくれたのは?
それはずっとあなたを見ていた、私なのではないかと思います。

あなたを乗せた飛行機が 私の行きたい場所まで

あなたを乗せた飛行機が 私の行きたい場所まで

 冒頭では「あなたを乗せた飛行機が、あなたの行きたい場所まで」だったのですが、
途中で「私の行けない場所」となり、最終的には「私の行きたい場所」という歌詞に替わっています。
だんだんとあなたを尊重した言葉から、私の意思へと変化したように感じますよね。
Yamはこの歌詞の変化を見て、なんとなく親と子の関係性を当てはめてみたくなったんです。
いつまでも一緒にいられたら嬉しいけど、自分の意志と夢を持って強く生きて欲しい、でも…。という親の気持ちと
自分の気持ちに気付きながらも、親を傷つけたくないからなかなか一歩が踏み出せない、でも…。という子との関係をのせるとすごくしっくりくるような気がして。

事実はわからないけど、そこが歌詞解釈の面白いところ

実際歌詞解釈なんて、100点満点の答えを出せるのは藤原基央本人じゃないとわからない部分で、なんなら藤くんも年月を重ねることで自分で書いた歌詞の解釈が変わってくることもあるかもしれません(あるのか?笑)

ただそこが私的には面白いところで、いい部分だと思んです。

私は漫画を描いてるのでそこで例えますが。

漫画は作中には相手の解釈が必要部分がいくらでもあります。(例えば「……。」ってセリフとか)

あまりに突拍子も無いことを当てはめられると、話が変わってしまうので困りますが(笑)

基本的には読み手の都合のいいように考えてもらいたいというのが私の考えです。

そこに当てはめた内容によって作品が完成するなんて、ワクワクするじゃないですか。

もちろん自分の中の完成図はあるので、100%の正解も存在するのですが、もし解釈の違う完成品で誰かが笑ってたり、励まされたり、勇気付けられてたらそれはそれで正解かなーと思ってしまうんです。

意思が弱いと言われればそうかもしれませんが、相手がいることで成り立つことやってる以上そういうのってありだと私は思いつつ描いてます。

そして歌詞解釈にも少なからずそういう楽しみを見出してしまうので^^;

藤原基央の100%では無いかもしれない事実は受け止めつつ、私の気持ちとこの曲の歌詞の100%はこうなんだということを発見する幸せをBUMPからもらえることが、私の喜びであり、歌詞を読み解きたくなる原動力となっているんです。

普段あまり歌詞の意味をじっくり考えたことがない!という人は是非やってみてください。

その曲の新しい発見が必ず見つかり、もっと好きになりますよ^^

それでは長くなりましたが、また次回!

さよならー

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