【BUMP OF CHICKEN】記念撮影の歌詞を頑張って読み解いてみる。

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こんにちは!無国籍チャンネルにお越しいただきありがとうございます。

管理人のヤムです。

今日は先日ダウンロード配信がスタートした、バンプの新曲「記念撮影」の歌詞を少し読み解いていってみようかと思います。

この「記念撮影」は最近のバンプの曲の中では比較的落ち着いた抑揚の少ない曲調で、なんとなくButterflyの前半部分を思い出すような静けさが全体を通して感じられます。

ざっと歌詞を読む限りでは、ちょっと悲しいというか、切ない歌詞ですよね。

綺麗なメロディーもあいまって、胸がえぐられる(表現下手)感覚を終始感じます。

聴き込みもまだ甘いので、どこまで自分なりの歌詞に対する答え見つけられるか、不安を抱いたままですが^^;

スタート!

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【記念撮影】 BUMP OF CHICKEN 作詞曲:藤原基央

目的や理由のざわめきからはみ出した

名付けようの無い時間の場所に

紙飛行機みたいにふらふら飛び込んで

空の色が変わるのを見ていた

目的や理由のざわめきからはみ出した場所に、ふらふらと飛び込んだ主人公ですが、一体その場所とはどういったところなのか、この時点ではあまりに抽象的すぎてイメージするには難しいですね。

遠くに聞こえた 遠吠えとブレーキ

一本のコーラを 挟んで座った

好きなだけ喋って 好きなだけ黙って

曖昧なメロディー 一緒になぞった

そのはみだした場所で主人公は、1人でいるわけではなく2人でいます。
空の色が変わるのを見てたり、遠吠えやブレーキの音聞いたり、それぞれ一緒にいる割にはぼんやりと別のことに意識が向いていて、そう思えば好きなだけ喋ったりと、お互いの気持ちを何と無く想像しながらも、意思を押しつけるわけでもない、なんとも言えない時間を共有しているようです。
でもそんな風に時間を共有できる相手って=自然体でいても居心地の悪くならない相手ですよね。

やりたい事がない わけじゃない はずだったと思うけど

思い出そうとしたら 笑顔と ため息の事ばかり

主人公のジレンマでしょうか。2つのうちどちらかを選ばなければならない現実との葛藤。
ユグドラシルの「同じドアをくぐれたら」の歌詞を思い出します。何かを手に入れるために捨てなきゃならない事もあるというやつです。
でもこの曲の歌詞は同じドアをくぐれたらよりずっと脆くて繊細ですね。片方を選ぼうとすると、片方の存在が見え隠れして選べない現実にいるのかなと想像できます。

ねぇきっと

迷子のままでも大丈夫

僕らはどこへでもいけると思う

君は知っていた 僕も気付いていた

終わる魔法の中にいたこと

なんとなくお互いの関係性に終わりがあることに気づいてはいる2人ですが、その先はどんな場所なのかわか、どこに降り立つかもわからない。
そこに踏み出すのは不安もあるし、正解かもわからない。
だから「〜だと思う」なんて曖昧で不確かな言葉しか出ないけど、そんな言葉ででも相手も、自分自身も、奮い立たせてぼんやりとした意思を決意へ変えようとしてるんじゃないでしょうか。

昨日と似たような 繰り返しの普通に

少しづつこっそり 時間削られた

瞬きの向こうに いろいろいくつも

見落としたり 見落としたふりしたり

2番からは確実に主人公が何かを見て見ぬ振りしている様子が描かれています。心地よくていつのまにか過ぎていく時間と、その時間のために見て見ぬ振りしたものとの間で、自分の気持ちが揺れるのを無視できなくなってきてるようです。

あれほど近くて だけど触れなかった

冗談と沈黙の 奥の何か

ポケットには鍵と 丸めたレシートと

面倒な本音を つっこんで隠していた

これは1番の歌詞にもありましたね。相手の気持ちを想像できるからこそ、強く押し付けられなくて、怖くて確認できないお互いの意思と、向き合うことを避けずるずると引っ張ってしまった状況に悩まされている状態です。

固まって待った シャッター レンズの前で並んで

とても楽しくて ずるくて あまりに眩しかった

このシーン以降の歌詞には主人公しか登場せず、2人で一緒にいるのはここが最後なので、この写真は2人で撮った最後の写真なのかもしれません。

この瞬間まで楽しくて、でもそれがずるいと感じるのは

相手のことが好きで大切であるから、本当にこの時間を終わらさなければならないのか不安で、いっそこのままでもいいかもしれないという複雑な気持ちだからなのかなと思います。

そして今

想像じゃない未来に立って

相変わらず同じ怪我をしたよ

掌の上の 動かない景色の

中から 僕らが僕を見ている

想像じゃない未来というのが、昔2人でいた頃と思い描いていたいたものと別の未来だとしたら、同じ怪我というのは、当時の自分たちの想いを振り返って心が痛むことを指すんでしょうか。
写真はその当時の願いや感情をそのまま閉じ込めて未来に存在します。それを1人で見つめ直すことって、かなり切ないですよね。

目的や理由の ざわめきに囲まれて

覚えて慣れて ベストを尽くして

聞こえた気がした 遠吠えとブレーキ

曖昧なメロディー 一人でなぞった

1番ではざわめきからはみ出した場所にいましたが、今は囲まれた場所でベストを尽くしている主人公がいます。

やりたいことをやるという道を選んだわけですね。

そんな想像と違う未来をたどった主人公がふとした瞬間、遠吠えとブレーキの音という、遠い記憶と気持ちを思い出すきっかけに出会いますが、その気持ちを今度は1人でなぞります。とても切ないシーンですね。

言葉に直せない 全てを 紙飛行機みたいに

あの時二人で 見つめた レンズの向こうの世界へ

投げたんだ

そして、気持ちをなぞった主人公の、言い表せない、おそらく恥ずかしい部分や情けない感情全てを紙飛行機のように、自分の意思を乗せて2人でいた世界へ投げ込みます。
ここで主人公は今と昔の自分に区切りをつけたんでしょうか。

想像じゃない未来に立って

僕だけの昨日が 積み重なっても

その昨日の下の 変わらない景色の中から

ここまで繋がっている

写真の中の主人公が想像していた未来とは違う、だけど自分の選んだ場所で今生きていたとしても、その写真を撮った時点から今の自分は繋がっていることはとても意味のあることなんだという意志が感じられますね。
全ての気持ちを投げて、気持ちに変化が生じたようにも思えます。

迷子のままでも大丈夫

僕らはどこへでもいけると思う

君は笑っていた 僕だってそうだった

終わる魔法の外に向けて

今僕がいる未来に向けて

記念撮影をした時のお互いの笑顔が想像していた未来と、実際の未来が違ったとしても、そこから別の未来へとちゃんと繋がっていて、どこへだって向かっていける。たとえそこに終わる魔法がかかっていたとしても、終わらないものもあるんだ。
という曖昧な場所へむかう事に対して、不安ではなく明るさを含んだ言い回しへと1番と比べ変わったように感じます。
そして今主人公が生きる未来も、おそらくもう会うこともない一緒に写っていたもう1人の生きる未来も同じ記念撮影した時からそれぞれへと繋がっていたんだという想いを胸に、さらにその先に向かって進んでいこうという前向きさが伺える一節で曲は終了です。

総括

なんだかものすごくいろんなものを見落としてしまってる気がする!Σ(・□・;)

そして自分の想いを無理やりはめ込んだ気がする!(笑)

もっと聴き込んで、思ったことがあればまた加筆修正加えていこうと思います。

ただ曲の歌詞解釈って、歌詞を通して客観的に自分の気持ちを考えるのが醍醐味ですよね。

それにしても、やっぱりちょっと繊細で切ない曲でしたね。

みんな大人になる過程で一度は味わったことがあるんじゃないかって感情を、うまく写真を通して表現してくれている、とても共感できる内容でした。

しかし今日考えた内容がもし大筋正解だったとして、あの日清カップヌードルのCM魔女の宅急便青春編 #アオハルかよ。の内容と重ねると、なんだかめちゃくちゃ胸が締め付けられるものがあるんですが^^;

それも含めて、青春ですかね。

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それではまた次回の記事でお会いしましょう!