ひとりBUMP OF CHICKEN 歴代アルバムランキング

こんにちは、ヤムです。

今日はいつもと少しテーマを変えてお届けします\(^o^)/

突然ですが、私はかれこれ15年来のBUMP OF CHICKENファンです。

彼らは2016年で結成20周年を迎えたそうですが、その4分の3の期間ファンを続けられている私は幸せだー!と叫べるくらい大好きなアーティストです。

さて、今日はそんな大好きなバンプの歴代アルバムを、超個人的ランキング形式で紹介します!

…と思って勢いよく選び始めたものの、いろいろ思い入れが強すぎて本気でランキングつけられなかったんでΣ(・□・;)マジか!

ぶっちぎりの1位と、他のアルバムを年代順に紹介という形をとらせてもらいました…それでよければお付き合いください(笑)

では、スタート!

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FLAME VEIN

記念すべきインディーズ1枚目のアルバムです。曲数は全7曲とミニアルバム的なボリュームですが、人気曲のガラスのブルースやアルエが収録されている聞き応えのある内容です。

これが最初のアルバムに入ってるなんて、当時二十歳そこそこだったはずの藤君のポテンシャルがすごい。

私のこのアルバムのオススメ曲は「くだらない唄」と「ノーヒットノーラン」

くだらない唄はキャッチーなメロディに、バンプらしい流れるようなストーリー感のある歌詞が乗っかった曲です。青春時代に誰もが一度は感じるような気持ちを歌っています。

ノーヒットノーランはちょっとバンプの曲を並べた時になんとなく異質な雰囲気を感じさせる曲なのですが、よくよく聞くと歌詞の世界観は今のバンプと全然変わってなくて、今と昔の芯のブレてなさが伝わる一曲です。序盤から終盤にかけて、曲内の主人公の気持ちが動いて行く様と、メロディーの変化とのコンビネーションも良いです。

1999年にハイランレコーズより発売されたインディーズアルバム・2004年にトイズより再販
ガラスのブルース・アルエ収録

LIVING DEAD

インディーズ2枚目のアルバムです。個人的には1枚目より好き(ここはランキングつけれました(笑))アートワークは藤くん作です。

歌詞がストーリー仕立てになっているものが多いバンプですが、このアルバムはアルバム自体が一つのストーリー仕立てになっています。

「Opening」というタイトルの曲で始まり「Ending」で終わる。その間に入っている曲たちを君にプレゼントするよ、といった内容で構成されているので、聴くときはランダム再生ではなく順番に再生するほうがいいですね。

個人的一押し曲は「グングニル」覚悟を決め込んでる人間ってかっこいいですよね。アップテンポな曲調と覚悟を決め込んだ一人の男の話を乗せたこの曲は、弱々しくなった心を奮い立たせてくれます。

2000年にハイランレコーズより発売されたインディーズアルバム・2004年にトイズより再販
K・ランプ収録

jupiter

記念すべきメジャーデビュー1枚目のアルバム!天体観測がFMヘビーローテーション曲になったり、ドラマ「天体観測」とアルバムが丸々タイアップしたりと一気に世の中にBUMP OF CHICKENが知れ渡るきっかけになった1枚です。

インディーズの頃のような荒々しい尖った部分が結構丸くなってるので、その頃の曲が好きな人はちょっと寂しく感じるかもしれないですね。

お勧め曲は「Stage of the ground」「天体観測」「ダイアモンド」

Stage of the groundはいろいろ迷ってる時に聴くといいです。曲調は非常に軽快なアップテンポなんですが、なんというか、ひたすら励ましてくれます(笑)落ち込んだ時によく聞いていました。

天体観測は有名すぎるので割愛しますが、思い出深い人が多い曲ではないでしょうか。

ダイアモンドはインディーズ時代のアルバムに収録されていても違和感のないような、どこか不器用な熱い気持ちがすごく伝わる一曲です

2002年発売
天体観測・ハルジオン・ダイアモンド収録

orbital period

jupiterからすると少し時間の経った5年後に出たメジャー3枚目のアルバムですね。こちらも少しストーリー仕立てになってます。

シングルが6枚分も収録されていて豪華ですね。

なぜかこのアルバムの曲を聴くと、頭の中に想像する世界が全てセピア色で出てくる不思議な1枚です。多分原因は歌詞カードがセピア色だから、だと思いますが(笑)

結構な量聴き込んでいるのですが、少しインパクトに欠ける部分があるかなーというのが正直な感想です。入ってるシングルもすごく好きだし、アルバム内の曲もいいんですけど。総合力ですかね。

ここまでくるとシングルはかなりメジャーなので、お勧めはアルバム曲からチョイスしますね。

「飴玉の唄」私はこのころから藤くんの歌詞が結構変化してるように感じます。若いころの強くかっこよく!という男っぽい部分だけなく、自分の弱い繊細な部分も認めて歌詞にできるようになったのかな。という印象ですね。飴玉の唄はそこを特に感じた曲です。

2007年発売
メーデー・プラネタリウム・supernova・花の名・カルマ・涙のふるさと収録

present from you

ちょっと別枠のアルバムなんですが、好きな曲があるので入れておきました。

今まで出たシングルのB面と、一部の曲の別アレンジ版が収録されているアルバムです。

オススメは「プレゼント」「真っ赤な空を見ただろうか」

プレゼントはTHE LIVING DEADのOpeningとEndingを一曲にまとめたもので、歌詞も曲も加筆されています。初めて聞いた時に、昔のバンプと今のバンプがコラボするとこんなにもいい曲が出来上がるのかと感動したのを覚えています。

真っ赤な空を見ただろうかは、ものすごくシンプルな曲でハーモニカの音も響き、聞いていてかなり爽やかな気持ちになれる一曲です。ギター弾き語りで歌いたくなります。

2008年発売
Glass no Blues(28 years round)・プレゼント収録

COSMONAUT

だいぶ今に近づいてきたと思ったんですけどまだ2010年発売のアルバムでした(笑)

魔法の料理がNHKみんなのうたで期間限定で流れて話題になりましたね(バンプ好きの間でか)

このころから、大切な人やものと過ごす時間の掛け替えのなさを綴った歌詞が増えました。そして歌詞がやさしくなりました。

とはいいつつも「Beautiful glider」のように、心に火をつけてくれるような曲は相変わらず存在するんですが。

イチオシは「R.I.P」シングルですね(笑)この曲いろんな見解があるみたいですが、私の中では完全に「自分の生き死にとその間にある時間の儚さを再確認させられる唄」で聴くたびにちょっと怖くなります。いや、けっこう怖くなるから嫌いな時期もあったんですけど^^;

だからこそ愛しく感じたり、大切にしようと思ったりできるんだということも同時に思い出させてくれるこの曲は、やっぱり自分に必要だなと向き合い直しました。

アップテンポなんで聞き流してしまいそうになるところをこらえて、そのあたりに注目してみてください。

2010年発売
R.I.P・モーターサイクル・魔法の料理〜君から君へ〜・HAPPY・宇宙飛行士への手紙収録

RAY

バンプが初めて紅白出場した時に歌っていた「ray」がはいってっていたり、東日本大震災の時にソフトバンクが井上さんのイラストを使って作ったCMの中で使われていた「Smile」が入ったアルバムなので聴いた人もかなり多いんじゃないでしょうか。

このあたりからPVに光を使った表現が取り入れられるようになり、やたらとかっこよくなりました。

音楽も初音ミクとコラボしたり、電子系のアレンジが増えて「バンド」と一括りに表現すると少し違和感があるようなスタイルに変わってきています。

初めはなんとなく抵抗のあった私ですが、rayが気に入りすぎてそんなことはどうでもよくなってます(笑)でも長らくバンプ好きやってる人からすると、好み結構分かれるかもしれないですね。

オススメは「(please)forgive」ふわっとしたメロディーの優しい曲です。ですが、聴いてるうちにメロディ優しいくせに歌詞がすごく厳しい曲だな!となりますΣ(・□・;)自分と重ねてみたら、なんだかちょっと怒られてる気分になるというか(笑)藤くんがどういうスタンスで書いたのかはわからないですけどね^^;

優しく厳しく自分で自分の道を選ぶ勇気と大切さを教えてくれるとてもいい曲です。

2014年発売
ray・ゼロ・Smile・firefly・友達の唄収録

あわせて読みたい

Butterflies

やっと最新アルバムにたどり着きました!

シングルは全てアニメや映画とのタイアップ、アルバム曲からも2曲タイアップと、アルバム聴いてない人でも知ってる曲ばっかりなんじゃね?!というラインアップで構成された1枚です。

前アルバム同様に、打ち込み系のアレンジが目立つ作品に仕上がっています。

オススメは「Hello,world!」と「Butterfly」

Hello,world!は血界戦線のOP曲で使われていました。この曲聴いた時に久しぶりに、おーなんかバンプっぽい!と思いました。「カルマ」や「オンリーロンリーグローリー」あたりが好きな人はきっと好きじゃないのかなと思います。畳み掛けてくるような爽快でアップテンポなメロディーは繰り返し聴きたくなります。

Butterflyは、(please)forgiveとあわせて、一歩を踏み出したいのに踏み出せずに躊躇している人にきいてほしい曲です。

派手なアレンジとは裏腹に、くすぶってる人間に向けたメッセージ性のある歌詞が刺さります。この曲も聴くたび反省してしまう(笑)

2016年発売
Hello,world!・Butterfly・コロニー・パレード・You were here・ファイター収録

BUMP私史上最高傑作 ユグドラシル

さて、他のアルバムは時系列で紹介してきましたがこれだけは違います!!

ぶっちぎりの第一位!ユグドラシル!

もう収録曲すべてがオススメ曲です(笑)どれだけ聴いてきたかわからないくらい聴いてます。墓まで持って行きたい、そんなアルバムです。

これも最初と最後が繋がるように構成されていて、全体の世界観の統一感もすごくよくできています。

マンドリンが使われている曲がちらほらとあるんですが、それがまたいいアクセントになっていてよりこの「ユグドラシル」というアルバムを引き立てています。

車輪の唄はその代表ですね。

どれも本当にいい曲なんですが、ひとつあげるとしたら絶対にこの曲というのは決まっています。

それは「ロストマン」アルバムの一番最後に収録されているこの曲は、私的BUMP史上最高傑作です。

Sailing dayと両A面で発売されたシングルです。こっちは映画ワンピースの主題歌にもなってましたね。

もーなんというか、どこから良さを説明していいのかわからないんでやめときますが(笑)私はこの曲の2番が始まったあたりからサビの終わりまでの流れが本当に大好きです。

(please)forgiveの歌詞内で「震える手でその足で、全てを決めるんだ」という部分があるんですが、ロストマンの2番サビ「これが僕の望んだ世界だ、そして今も歩き続ける」という歌詞と重ねると、藤くんの”自分で覚悟して選ぶことの責任や大切さ”に対しての価値感をすごく感じます。

最初に紹介したグングニルの歌詞に出てくる「覚悟」に通じる部分もあります。一貫してますねー。

いい曲なので、ぜひ聴いてみてください。

2004年発売
オンリーロンリーグローリー・sailing day・車輪の唄・スノースマイル・ロストマン収録

あわせ読みたい

さて、だーっと一気に紹介してきましたが、聴いてみたいアルバムはありましたか?

このほかにもライブアルバムがあったり、ベストも出てたり色々あるんですが、やりだしたらきりがないんで今日はこの辺で。

記事を書きながら、私は圧倒的にバンプの歌詞に惚れ込んでいるんだなぁと改めて感じました。

覚悟と勇気をくれる歌詞が多いので励まされるんです。

最近はyou tubeのBUMP OF CHICKEN公式チャンネルでMVを見られるものが増えてきてるので、興味のある人はぜひそちらもチェックしてみてください。

ではまた、次の記事でお会いしましょう!